外貨預金は為替差益がカギ

外貨預金は為替差益を抜きに外貨建て金融商品の魅力は語れません。円高(ドル安)になるとは、円の価値がドルに比べて高くなることです。ですから、より少額の円で以前と同額のドルと交換できることを意味します。逆に円安(ドル高)になるということは、円の価値がドルに比べて下がることです。そのため、以前と同額のドルでより多額の円と交換できることを意味します。

外貨預金において、110円のときにドルを買い、130円で売却して円に戻すとしたら非常に魅力的でしょう。ここまでの大幅な為替差益は別としても、初心者でも為替差益を得ることは不可能なことではありません。一度チャレンジする価値はあります。

外貨預金において、為替相場は比較的長期にわたり、一定の傾向が表われます。例えば、ドル・円相場が90円になったときがありました。このとき100万円の外貨預金をして、ドルが110円まで上昇してから解約したらどうでしょう。リスクを伴う株式投資などとは違って、相当な儲けになること請け合いです。

外貨預金に際しては、ポートフォリオ・マネージャーの助言に従う方法もあります。ポートフォリオ・マネージャーとは、資産運用・選択の専門家のことです。ただし、投資家の大切な資金を預かるプロの場合は、そこまで為替リスクの回避をせずに長期間にわたっての運用はしません。プロは為替リスクをある程度回避しながら、利回り追求しなければならないからです。その点、個人投資家ならいつ解約するかなどは自由です。つまり、プロにはできないことも可能になるということは特筆されていいでしょう。

外貨預金において、プロは通常、外貨が当初見込んだドルの値上げ幅を得られれば、リスクのヘッジ、つまり、外貨売りの為替予約をすることが多く、個人のように長期で為替をオープンな状態にしないものなのです。もちろん、プロの運用スタイルにもよりますが、おおむねそうなります。逆にいえば、それが個人で投資をするときの強みなのです。外貨預金において、そうそう大きな為替差益を得るのは難しいにしても、現実にドル・円相馬が有利なように動くこともあるのは事実です。ですから、今後もそうしたチャンスがあると信じて、外貨預金に挑戦してはいかがでしょうか。